ウエクスラー知能検査の開発者 Wechsler
デイヴィッド・ウェクスラー(David Wechsler)は、ルーマニアにてユダヤ系の家庭に生まれました。幼少時に一家でアメリカに渡り、心理学者となりました。
ウエクスラーは、1939年に精神科病院での診断目的のために、ウエクスラー・ベルビュー式知能検査を開発しました。これが、後に対象ごとに区分され、各種検査として展開していきます。
ウエクスラーは後に、児童向けウェクスラー式知能検査(WISC)、ウェクスラー成人知能検査(WAIS)、就学前ウェクスラー式知能検査(WPPSI)を開発しました。
これらの検査は、 医療・福祉・教育など幅広い分野で活用されています。
いずれも、ビネー式知能検査とは異なり、偏差知能指数を採用していることが特徴です。
日本版WISC-IVによる発達障害のアセスメント ‐代表的な指標パターンの解釈と事例紹介‐
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- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本
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